windows10へアップグレード成功 NEC Mate 2014年モデル(PC-MJ33MLZNJ)

2020年1月をもって、windows7がサポート終了します。皆さんのお手元にwindows10へアップグレードしていないパソコンはありませんか?ぼちぼち、windows10にアップグレードされたほうが良いかも知れません。

マイクロソフト社は、期間限定でwindows10へのアップグレードを無料提供していましたがそれも既に終了。今からお金を出してwindows10を購入し、書き換えるよりは、来年までに新しいパソコンを買った方がいいかも・・・確かにこの選択肢もあります。

しかし最近、ネットで「まだwindows10に無料で書き換えができるようだ」との情報をちらほら目にすることが増えました。

そこで、所有者の了解を得て、だめで元々!の精神で(笑)アップグレード作業を行ってみました。ちなみに結論から申し上げますと、このマシンは「成功」しました。但し、面倒でもメーカーが推奨する手順を必ず守りましょう。

第2回目の今日は、NECのビジネスモデル Mate デスクトップパソコン、NEC Mate 2014年モデル(PC-MJ33MLZNJ) です。メーカーのウェブサイトで、まずはアップグレードが可能かどうか調べます。

一般モデルは→こちらから

Mateなどビジネスモデルは→こちらから

調べたところ、このNEC Mate 2014年モデル(PC-MJ33MLZNJ) はアップグレード可能とのこと。但し、購入時にwindows8.1pro搭載機をダウングレードしてwindows7proをインストールした状態で購入していましたので、メーカーサイトによると「データをバックアップ後、いったんwindows8.1をクリーンインストール(再セットアップ)してからwindows10へアップグレードしてください」との事。この手順を守らないと予期せぬ不具合が出る可能性がありそうです。大変ですが、以下の手順で実行しました。

  1. 念のため現在の環境をまるごとバックアップする(万が一失敗した時のために。いつでもwindows7に戻せるように配慮)ちなみに使用したのはAcronis true image というソフトです。
  2. ユーザーが制作したデータ等のフォルダのみ外付けHDDにバックアップ。(コンピュータ→Cドライブ→ユーザー→publicフォルダとユーザー名のフォルダの中身)
  3. windows8.1を再セットアップ(再セットアップには、再セットアップ用ディスクが必要です。パソコン購入時にオプションで注文していれば手元にあります。ない場合はNECに注文して別途購入するか、パソコン内に再セットアップ作成ツールがあればそれを使ってあらかじめ再セットアップディスクを制作します。詳しくは各メーカーのサポートサイト、またはパソコン購入時に必ず同封されているガイドブックを参照すること!手順を間違えると大変なことになります)
  4. windwos8.1再セットアップが終了したら、直ちにwindows10をインストール。windows10ディスクは、→こちらから無料で無料で手に入ります
  5. 終了後、アプリを組み込んだり、プリンタその他周辺機器をセットアップしたり、先ほど外付けHDDにコピーした個人データを元の場所に戻すなどして環境を整える

以上で作業完了です。ちなみに、今回も朝9時にスタート、終了したのは午後3時頃でした。大変時間のかかる作業なので余裕をもって行いましょう。

次に、ライセンス認証がきっちり成されているか、windows10にアップグレードしたことでハードウェアの設定などに異常が出ていないか確認します。

  • デスクトップに、昔ながらの「コントロールパネル」と「コンピュータを表示させる
  1. デスクトップ画面のアイコンのないところでマウスを右クリック
  2. 最下部の「個人用設定」をクリック
  3. 左メニューの「テーマ」をクリック
  4. 右側メニューの中央あたり「デスクトップアイコンの設定」をクリック
  5. 「コンピュータ」「コントロールパネル」の空欄にチェックを入れる(他にもネットワークやユーザーフォルダなどの項目もチェックを入れるとデスクトップに表示できます。お好みでどうぞ)

コンピュータを右クリック→その他→プロパティ を開き、最下部に記載されている「windowsライセンス認証」の欄に「windowsはライセンス認証されています」と記載があればとりあえず成功です。そして、その画面の左のメニュー一番上「デバイスマネージャー」をクリックすると、セットアップされているハードウェアの一覧が表示されます。リスト内に「?」マークや「!」マークの付いた項目がなければ、ハードウェア各種も正常動作してると考えていいです。

このお方は既に2週間ほどこのマシンを使用していますが、快適に使えているそうです!

マイクロソフトは、今後windows10以外の新しいwindows OSを新発売はしないと明言していますので、windows10を組み込むことが出来れば壊れるまでずっとそのパソコンを「サポート切れ」の心配なく使えるという事になります。下調べは必要ですがやってみる価値はあるかもしれません!

※あくまでも私が実際に行った実例を紹介した記事です。常にこの方法がベストである、成功するとは限りませんので、作業の際は自己責任でお願いいたします。

windows10へアップグレード成功 NEC Mate 2015年モデル(PC-MJ33MLZNK)

2020年1月をもって、windows7がサポート終了します。皆さんのお手元にwindows10へアップグレードしていないパソコンはありませんか?ぼちぼち、windows10にアップグレードされたほうが良いかも知れません。

マイクロソフト社は、期間限定でwindows10へのアップグレードを無料提供していましたがそれも既に終了。今からお金を出してwindows10を購入し、書き換えるよりは、来年までに新しいパソコンを買った方がいいかも・・・確かにこの選択肢もあります。

しかし最近、ネットで「まだwindows10に無料で書き換えができるようだ」との情報をちらほら目にすることが増えました。

そこで、所有者の了解を得て、だめで元々!の精神で(笑)アップグレード作業を行ってみました。ちなみに結論から申し上げますと、このマシンは「成功」しました。但し、面倒でもメーカーが推奨する手順を必ず守りましょう。

第一回目の今日は、NECのビジネスモデル Mate デスクトップパソコン、NEC Mate 2015年モデル(PC-MJ33MLZNK) です。メーカーのウェブサイトで、まずはアップグレードが可能かどうか調べます。

一般モデルは→こちらから

Mateなどビジネスモデルは→こちらから

調べたところ、このNEC Mate 2015年モデル(PC-MJ33MLZNK) はアップグレード可能とのこと。但し、購入時にwindows8.1pro搭載機をダウングレードしてwindows7proをインストールした状態で購入していましたので、メーカーサイトによると「データをバックアップ後、いったんwindows8.1をクリーンインストール(再セットアップ)してからwindows10へアップグレードしてください」との事。この手順を守らないと予期せぬ不具合が出る可能性がありそうです。大変ですが、以下の手順で実行しました。

  1. 念のため現在の環境をまるごとバックアップする(万が一失敗した時のために。いつでもwindows7に戻せるように配慮)ちなみに使用したのはAcronis true image というソフトです。
  2. 念のため、ユーザーが制作したデータ等のフォルダのみ外付けHDDにバックアップ。(コンピュータ→Cドライブ→ユーザー→publicフォルダとユーザー名のフォルダの中身)
  3. windows8.1を再セットアップ(再セットアップには、再セットアップ用ディスクが必要です。パソコン購入時にオプションで注文していれば手元にあります。ない場合はNECに注文して別途購入するか、パソコン内に再セットアップ作成ツールがあればそれを使ってあらかじめ再セットアップディスクを制作します。詳しくは各メーカーのサポートサイト、またはパソコン購入時に必ず同封されているガイドブックを参照すること!手順を間違えると大変なことになります)
  4. windwos8.1再セットアップが終了したら、直ちにwindows10をインストール。windows10ディスクは、→こちらから無料で無料で手に入ります
  5. 終了後、アプリを組み込んだり、プリンタその他周辺機器をセットアップしたり、先ほど外付けHDDにコピーした個人データを元の場所に戻すなどして環境を整える

以上で作業完了です。ちなみに、今回は朝9時にスタート、終了したのは午後3時頃でした。大変時間のかかる作業なので余裕をもって行いましょう。

次に、ライセンス認証がきっちり成されているか、windows10にアップグレードしたことでハードウェアの設定などに異常が出ていないか確認します。

  • デスクトップに、昔ながらの「コントロールパネル」と「コンピュータを表示させる
  1. デスクトップ画面のアイコンのないところでマウスを右クリック
  2. 最下部の「個人用設定」をクリック
  3. 左メニューの「テーマ」をクリック
  4. 右側メニューの中央あたり「デスクトップアイコンの設定」をクリック
  5. 「コンピュータ」「コントロールパネル」の空欄にチェックを入れる(他にもネットワークやユーザーフォルダなどの項目もチェックを入れるとデスクトップに表示できます。お好みでどうぞ)

コンピュータを右クリック→その他→プロパティ を開き、最下部に記載されている「windowsライセンス認証」の欄に「windowsはライセンス認証されています」と記載があればとりあえず成功です。そして、その画面の左のメニュー一番上「デバイスマネージャー」をクリックすると、セットアップされているハードウェアの一覧が表示されます。リスト内に「?」マークや「!」マークの付いた項目がなければ、ハードウェア各種も正常動作してると考えていいです。

このお方は既に2週間ほどこのマシンを使用していますが、快適に使えているそうです!

マイクロソフトは、今後windows10以外の新しいwindows OSを新発売はしないと明言していますので、windows10を組み込むことが出来れば壊れるまでずっとそのパソコンを「サポート切れ」の心配なく使えるという事になります。下調べは必要ですがやってみる価値はあるかもしれません!

※あくまでも私が実際に行った実例を紹介した記事です。常にこの方法がベストである、成功するとは限りませんので、作業の際は自己責任でお願いいたします。

iMac Mid2010 21.5インチ修理の話と「冷却ファンがうるさい」の解決法

パソコン修理の商売を始めて19年、人口の少ないこんな田舎の飛騨高山で細々と仕事をしていますと「ごく稀」ではありますが、たまーにMacの修理依頼も来ます。今回は2017年に立て続けに入ってきた、iMacの修理のお話です。

1件目は、2017年8月にお電話いただいたAさん。今となっては手元に当時の資料がなく、うろ覚えで恐縮ですが、確かMid 2010の27インチのiMacでした。起動しないとの事でお預かりしました。

最悪、データだけ救出できればいい!との事でしたので、まずは分解してハードディスクドライブ(データ保管場所)を取り外さなくてはなりません。iMacの分解は初めてでしたが、google検索で「imac 分解」で検索すると、分解方法から必要な道具の情報までたっぷりと記事が出てきます!有難い事です。これらの記事にも詳しく書いてありますが、iMacは一般的なドライバーでは外せない特殊なネジで組まれています。


例えば↑のようなドライバーセットが必要です。ネジの頭が、プラスやマイナスではなく特殊な形状をしているので、ご自身のiMacの型式と分解、というキーワードで調べた上で工具を用意しましょう。

さて、お客様のiMacは幸いHDDは生きていましたので、例によって↓のケーブルを使い修理用windows7パソコンに繋げて必要なデータを吸い出します。

このケーブルは、

  • 昔のIDE接続のHDD(2.5インチ、3.5インチ両方)にも使える
  • 各ケーブルが細かく分かれているので、たとえばHDDがパソコン本体内に内蔵された状態のままでも使える場合が多い(すきまに入れやすく自由度が高い)

これらの理由からとても重宝しており、手放せません。欠点はUSB2.0接続のため、今主流のUSB3.0より転送スピードが遅い事くらいです。

というわけで救出したデータを外付けHDDにコピーし、新しいMacを購入したお客様の元へお届け。今後は外付けUSB HDDに定期的にバックアップされることをお勧めしておきました。ちなみに、原因はグラフィックカードの焼き付きだったようで、焦げ臭いにおいが基盤周辺からしていました。おそらく冷却ファンが故障したか、空気の通りが悪く熱で故障したようです。(筐体内にホコリがかなり詰まっていました)iMacはじめ最近のパソコンは筐体内がたいへん狭いので、パソコン周辺のこまめな掃除(ホコリの吸い込みを少しでも防ぐ)、空気取り入れ口を定期的に掃除機で掃除する等気を使わなければなりませんね。


↑こういうのを繋げておいて定期的にバックアップすると安心です。iMacですと「タイムマシーン」という機能を使うと便利ですね。

この仕事と同時にもう1台のiMacが入院してきました。Mid 2010 21.5インチ、Intel core i 3。こちらも起動しない、という同じ症状でしたが、こちらの場合はHDDの物理的故障が原因でした。分解してバックアップを試みますが失敗します。HDDの認識が出来たりできなかったり。ダメもとで、↓のソフトウェアを使いHDDのまるごとバックアップを試みましたが今回は不可能でした。


↑かれこれこのメーカーのこのソフトで10年以上パソコンデータを救出してきました。お勧めです!しかし今回はHDDの破損がひどく、不可能でした。

そこで、せめて一部のデータだけでも救出しなければという事で↓


このソフトで破損HDD内をくまなくスキャンしました。このソフトは、

  • ネットワーク上のHDDやLinux,Macもスキャン可能
  • 壊れたパソコン自身からCDブート可能
  • データ復旧率が高い
  • 対応するデータ形式が多く汎用性が高い

など、お気に入りのソフトです。こちらも、過去数えきれないデータを救出してくれました。今回、Mac OSのデータを破損したHDDから9割以上救出してくれました。時間はめちゃくちゃかかりました(^-^;検出作業開始後就寝、翌日のお昼前までかかりました。作業するときは余裕をもって!

この後、内臓HDDの新品を購入、インストールDVDからMac OSをインストールしてセットアップ後、救出出来たデータをコピーして納品。

今回は2台ともインテルマックで、windowsとの親和性が高いので、windowsマシンの修理と同じ手順で無事解決できました。

マック関係でお悩みの方も、お気軽にご相談ください。

ところで、このマック納品後、冷却ファンがうるさくなり、不安になったお客様がつい最近新しいマックを購入。買取のお話が出たので、当店でも使うことがあるため即購入し、ついでにファンの音に関して色々対策してみました。

  • 分解清掃
  • SMCリセット (詳しくは「マック SMCリセット」で検索!)

しかし一向に良くならず。そこでインターネットで色々検索した結果、なんとこの時代のMacは専用のHDDが使用されていて、温度センサーがHDDに接続されているものがある、とか・・・つまり、市販のHDDに換装後はこのセンサーが繋げられなくて働かないため、HDD用冷却ファンがすぐに最高回転数まで上がってしまうらしいのです。何せHDD交換修理したのが2年前で、覚えていないのですが(^-^;
ついさっき分解清掃して組み上げたばかり、またばらすのは面倒だし、もしばらして確認したとしてもセンサーが繋げられないHDDだから何にもならん!ということで、ネットで紹介されていた「ファンの回転数と温度管理」のアプリをインストール、これで様子を見ています。

ネットで、「 Macs Fan Control 」で検索してみて下さい。たくさん記事が出てきます。

私の場合、HDDの温度が40度を超えたところでファンが高速回転する設定にして様子を見ています。他のグラフィックボードやCPUの冷却ファンは自動のままです。これでものすごく静かになりました。