ISDN環境でインターネット接続しているパソコンですが、多数スパイウェアに感染していた例です。通常、ナローバンドでのネット環境では、最近のウィルス・スパイウェアに感染する確立は低いとの事でしたが、そうでもないようです。
電源を入れると、下記メッセージが出て先に進みません。
stop:c0000218unkown hard error
このメッセージだけ見ると、どこかハードウェア(機械的)故障が起こっていると考えられがちですが、一応HDDを取り外し、修理用パソコンに接続して中を確認します。
正常認識したので、とりあえずデータをバックアップ。
このまま、ディスクエラーのチェックとデフラグを行い、ウィルスもチェックします。
終了したところで元のパソコンにHDDを戻し、まずはセーフモードで起動。正常に起動できたので今度は通常起動させます。
無事起動しましたが、Macafee Virus Scanが壊れてしまっているようで、エラーメッセージが出ました。このソフトをとりあえずアンインストールし、代わりにウィルスバスター2006体験版を組み込み、スパイウェア駆除ツール「Spybot Search」も組み込みます。
両方でチェックの結果、ウィルスは居ませんでしたが、スパイウェアが40個近くも見つかりました!全て駆除し、再起動。
正常起動するようになりました。
今回の原因は、
1.スパイウェアが感染
2.スパイウェアが、パソコン起動時に同時起動するウィルススキャンソフトの起動ファイルを破損、またはスパイウェア自身がレジストリを破壊
3.起動不良
だったのではないか・・・と思います。
最近のウィルス対策ソフトには、スパイウェア駆除機能が搭載されているものがあります。スパイウェアの駆除・対策を必ずしておきましょう。